審美歯科治療を支える歯科技工士
ただいま開業準備中 石神井公園駅北口 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。
ご存じない方もいらっしゃると思いますが、歯の被せ物や詰め物は、国家資格である歯科技工士さんが作製します。
近年、インプラントやセラミックスを使った治療が多くなっており、被せ物や詰め物の作製過程も複雑で高度になっています。そのため、治療における歯科技工士さんの役割が非常に重要になります。
審美歯科というと、真っ白なセラミックスを使った治療と思われがちですが、そうではありません。
歯の色や形は千差万別ですから、単に白いセラミックスを詰めたからきれいになるという訳ではありません。
周囲の歯の色や形に合った詰め物や被せ物を作製し装着することで、きれいで自然な審美歯科治療ができると思います。
そのために、歯科技工士さんは何色ものセラミックスのパウダーを積層して、天然歯のような色調や形態を再現します。そして、積層後は焼成し出来上がるのですが、焼成してみないと本来の色がわからないために、最終的に表現したい技工物を作るには、セラミックスを取り扱う技術や経験、センスが大事になります。
日本の歯科技工士さんのレベルは、世界と比較しても非常に高いと言われていますが、私が普段お付き合いさせていただいている歯科技工士さん達は、その中でもトップクラスだと思います。
患者さんは、歯科技工士さん達と直接会う機会は少ないと思いますが、そのような方々の存在が、私達の診療を支えてくれています!
①治療前 ①治療後
②治療前 ②治療後