歯周病治療とは・・・
ただいま開業準備中、石神井公園北口 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。
私は大学卒業後、母校の大学病院の歯周病科に7年間在籍し、現在も非常勤として時々診療をしに大学病院に行っています。
歯周病科では、開業医から紹介でいらした中等度から重度の歯周病患者さんの治療を主に行っていました。
歯周病治療は、プラークや歯石を取ったりすることだと思われている方も多いと思いますが、そうではありません。
プラークや歯石は一度取っても、患者さんのブラッシングが悪かったり、ブラッシングが困難な環境が存在していたりすると、すぐに付着していまい、なかなか歯周病は改善しません。
つまり、歯周病を改善し良好な状態を保つために、「患者さんがブラッシングしやすいお口の環境を整えること」が、歯周病治療の目的と言えます。
そのためには、虫歯を治したり、かぶせ物を作り直したり、歯が無くなった所を補ったり、噛み合わせを整えたり、と総合的な治療を行います。
私が歯周病治療の研鑽を積もうと思ったのは、そのような総合的な治療技術や考えを学べるのは、歯周病学だけだと思ったからです。今振り返っても、その選択は間違っていなかったと思います。
歯周病治療例
治療前です。 治療後です。
歯周病治療で、歯茎も歯も噛み合わせも良くなったと思います。写真には写っていませんが、奥歯の歯がない所は普段入れ歯を装着していただいています。
成人の8割は歯周病に罹患していると言われています!
歯を失う原因のN0.1は虫歯ではなく歯周病です!
歯周病専門医資格を有するものとして、これからも歯周病治療には力を入れて、患者さんと一緒に歯を守っていきたいです!
カテゴリー:歯周病治療 ,治療例 投稿日:2010年4月21日