インプラントのメリット 石神井公園でインプラントなら・・・
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
左の写真は6才臼歯と呼ばれる第一大臼歯が欠損しており、両隣の歯を削ってブリッジを装着している状態です。
10年以上前に第一大臼歯が割れてしまい抜歯を余儀なくされ、その後ブリッジによる治療を受けたそうです。
最近、ブリッジ周囲の歯肉におできのようなものができて治らないということでした。
精査すると、ブリッジの支台歯の根尖部に病巣が認められ、根の病気によるもの(瘻孔)だということがわかりました。そこで、ブリッジを除去し根管治療を行ったところ、瘻孔は消失しました。
その後は、通常であれば再度ブリッジを装着することを考えますが、その歯の予後やブリッジによる支台歯への負担を考慮した上でインプラント治療を提案させていただいたところ、患者さんの同意が得られましたので、先日インプラント治療を行いました。
インプラント術前検査としてCT撮影を行い、下歯槽神経までの距離・歯槽骨の形態などを十分に確認することで、理想的にインプラントを埋入することができました。
ブリッジは長くなればなるほど支台歯の数も増え、支台歯の破折・虫歯・根尖病巣などのリスクが大きくなります。
1本の歯を治療するために、ブリッジ全部を外して作り直すのは大変ですよね。
間にインプラントを用いることで、ロングスパンのブリッジを回避し、その後のトラブルの回避や対処もしやすくなるというメリットがあります。
“歯を削らなくてよい”というだけがインプラント治療のメリットではないんです。
ただ、インプラントでなくブリッジの方が適している場合もございますので、抜歯後の治療で悩んでいる方はご相談ください。
カテゴリー:治療例 ,インプラント治療 投稿日:2010年8月11日