研修会に参加してきました
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
今週末は、診療をお休みさせていただき研修会に参加発表してきました。
歯科医師だけでなく歯科技工士・歯科衛生士・歯科助手・歯科メーカーが一同に集い、それぞれの立場で考察した内容を発表しました。
このような研修会はなかなか無いと思います。
当院が技工を依頼している、KNデンタルhttp://kn-d.com/やインパラーレの技工士さんも発表されました。
先輩歯科医師は勿論のこと、後輩の歯科医師や他院の歯科衛生士・歯科助手のプレゼンを聞いて勉強になりましたし、とても刺激を受けました。
じゅん矯正歯科の丸山先生の「口腔周囲筋が及ぼす不正咬合について」の発表は、これから小児の治療を行っていく上でとても参考になりました。
最近、小児の歯並びについてとても興味があり色々な本を読んで勉強しているのですが、先生の話をお聞きして、小児の不正咬合(不正な噛み合わせ)は、安静時の舌の位置・呼吸(口呼吸)・姿勢がかなり影響を及ぼしていることがよく理解できました。
小児の治療の際には、アデノイドや口蓋扁桃、舌小帯などにも注意して診ていきたいと思います。
歯科技工士やメーカーからはCAD/CAMの発表が多くありました。
今の歯科技工界では一番のトピックスですね。
CAD/CAMとはComputer Aided Design and Computer Aided Manufacturing の略ですが、コンピュータ上で設計を行い、そのデータをもとに機械が金属やセラミックスなどのブロックを自動的に削り出し、インプラントやセラミックスなどの補綴物に応用するというものです。
CAD/CAMの話は色々な勉強会でよく耳にしますが、何度聞いてもテクノロジーの進化に驚かされます。
10年後の歯科医療はどのようになっているのでしょうか・・・
今から楽しみです。
温故知新の精神で、これからも自己研鑽を怠らないようにしたいと思います。
診療をお休みして患者さんにはご迷惑をお掛けすることもありますが、何卒ご理解よろしくお願い致します。
カテゴリー:学会・講習会 投稿日:2011年2月20日