アタッチメントを使用した快適な入れ歯
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
部分入れ歯を装着されている方で、下の写真のような金属のバネ(クラスプと言います)が気になっていたり、入れ歯がガタガタしてよく噛めないと困っている方もいらっしゃると思います。
(上の前歯6本は仮歯。上の左右の奥歯は部分入れ歯)
部分入れ歯のクラスプは、入れ歯の維持や安定を図るために必要なものですが、前歯にかける時には見た目に大分影響があります。
これがあることで、他人に入れ歯が入っていることが分かってしまいますので、若い方は特に気にされます。
また、クラスプがうまく機能せず、食事の際に入れ歯がガタついてしまったり、クラスプに食物が絡まってしまうこともあります。
このような問題を解決する一つの方法として、アタッチメントを利用した部分入れ歯があります!
アタッチメントの種類も様々ですが、今回は前歯6本にクラウンを装着する必要があったので、そのクラウンと部分入れ歯の両方に雄部雌部となるアタッチメントを付与して、入れ歯の審美性と機能性を向上することにしました。
クラウン装着前。クラウンの支台となる歯の形成が終了。
審美性を高めるため、歯とクラウンの境目を歯肉縁下に形成しています。
アタッチメントが付与されたクラウン
両端の所に小さな突起があると思います。これが雄部になります。
アタッチメントが付与された部分入れ歯
黄色の部分(雌部)が、クラウンのアタッチメントとカチッと嵌合します。
前歯のクラウンと奥歯の部分入れ歯を装着した状態です。
(写真は、入れ歯の試適時のものです。噛み合わせなどをチェックします。完成時には、奥の赤い部分はピンク色の歯肉色になりますので、もっと自然になります。)
最初の写真のような金属のバネが無いので、見た目がきれいですね。
また、アタッチメントにより入れ歯の維持安定が向上し、自分の歯のようにしっかり噛めます。
このような入れ歯で、何事も気にすることなく食事が摂れるというのは、その方の生活の質を高めると思います。
もう少しで治療も終了です。Yさん、新しい入れ歯で思いっきり食事を楽しんでくださいね!
カテゴリー:治療例 ,審美歯科治療 ,義歯(入れ歯) 投稿日:2011年4月19日