リスク判定で、効果の高い虫歯予防へ
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの 竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
虫歯リスク判定の唾液検査では、検査キットに唾液やプラークを付着させ数日間培養します。
培養後、検査キットの培地上に細菌のコロニ―(集落)が形成されます。
これをモデルチャートと比較して、虫歯菌の状態・虫歯リスクを判定します。
上の写真は、多数歯う蝕(虫歯)が認められた若い患者さんの検査結果。
ミュータンス菌もラクトバシラス菌も多く認められ、リスクが高い状態です。
特にプラーク中に多く認められます。
このような状態であれば、プラークコントロールや食生活の改善だけでなく、虫歯菌へのアプローチも考える必要があります。
積極的に予防処置を行い、虫歯の再発を防がなくては。
若い患者さんの口腔内に虫歯が多発していたり、白濁が多く認められると、その方の将来がとても不安になります。
これから虫歯の治療を繰り返し、いつしか神経を取りクラウンを装着→その後破折等で抜歯→前後の歯を削ってブリッジを装着→それが駄目になったら入れ歯・・・
こんな負のサイクルが待っているかと思うと、できるだけ早い時期からのリスク管理や予防処置が必要不可欠です。
「あの時もっとこうしておけば良かった」なんて患者さんが悔やまないように、これからも予防処置の重要性を伝えていきたいと思います。
虫歯ができやすいと感じている方は一度検査してみましょう。