インプラント支台の義歯

石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの 竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。

今日はインプラント支台の義歯(入れ歯)の紹介です。

インプラント支台の義歯とは、外れやすい義歯のために、インプラントにより維持力を高めたものです。

先日、義歯のアタッチメント(義歯の維持を求める装置)の試適および義歯の印象(型取り)を行った患者さんです。

写真はインプラント埋入術前 (下顎は両側の犬歯のみ残存しています)

IMG_5160.JPG

来院された時は、奥歯には不適合な義歯が長期間装着されており、臼歯(奥歯)相当部の歯槽骨は高度に吸収している状態でした。

また、前歯は歯周病が進行し、左右の犬歯しか保存できない状態でした。

通常、総義歯(総入れ歯)の装着が必要になりますが、患者さんは総義歯の維持や違和感に不安を感じておられ、人前で話す機会も多いということで、外れにくく違和感の少ない入れ歯を希望されました。

 

下顎前歯部に2本のインプラントを埋入し、歯槽骨の薄い部位には骨造成。

IMG_5168.jpg

インプラント埋入後の経過は良好でした。

下の写真は、インプラントと両側犬歯のアタッチメント(義歯の維持を求める装置)の印象時。

2本の天然歯と2本のインプラントで、下顎の義歯をしっかり支えます。

IMG_7301.JPG

作製されたアタッチメント

IMG_7305.JPG

インプラントにはボールアタッチメント、天然歯には磁性アタッチメントを応用することにしました。

義歯の内面に設置されたパーツにこれらがパチッとはまることで、義歯が外れないようになるわけです。

アタッチメントを患者さんの口腔内に試適し、適合や形態を確認します。

これらの形態が、今後の治療に影響を及ぼすので要チェックです。

そして、これらのアタッチメントの上部に装着する義歯(オーバーデンチャー)の印象と咬合採得(噛み合わせ取り)を行いました。

次回は義歯の試適。

作製された義歯を患者さんの口腔内にいれるのが楽しみです。

治療も大詰め。

快適な義歯のために最後まで頑張っていきましょう!

 

カテゴリー:治療例 ,インプラント治療 ,義歯(入れ歯)  投稿日:2011年9月2日

お気軽にご相談ください

最新記事

ジャンル別記事

月別記事

年別記事

〒177-0041
東京都練馬区石神井町 2-15-8 グリーンフォレストⅡ2F
03-6913-4618
石神井公園駅北口1分

地図・診療時間を詳しく

PICKUP CONTENTS

ピックアップコンテンツ

スタッフブログ

過去のスタッフブログはこちら

© たけのうち歯科クリニック
ページトップ