インプラント学会へ

石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。

 

日曜日はインプラント学会に参加してきました。

関東・甲信越支部の大会でしたので、全国大会と違って規模は小さいですが、

それでも興味のあるテーマの発表が数多くありました。

DSCN6640.JPG

そのうちの一つが、ブラキシズム(歯ぎしりやくいしばり)とインプラントについて。

ブラキシズムは歯や歯周組織の破壊だけでなく、

インプラント上部構造(クラウン)やインプラントそのものの破壊 ・オステオインテグレーション(インプラントと骨の結合)の破壊をも誘発します。

ブラキシズムの力はとても強く、何の治療も受けていない天然歯が真っ二つに割れることもあるぐらいです。

しかし、ブラキシズムは中枢性の反応であるが故に、起こらないようにすることは難しい。

ですから、ブラキシズムが起こっても、歯や歯周組織、インプラントに多大な影響がでないような配慮が必要になります。

トラブルが起きたとしても、リカバリーができるような設計にしておくことも大切です。

DSCN6638.JPG

インプラントが入ったらそれで満足ではなく、

患者さんの口腔内で長期的に機能して、初めてインプラント治療が成功したと言えると思います。

そのためにも、ブラキシズムへの対応は必須ですね。

 

毎晩、隣で寝ている方の歯ぎしりがひどかったら、一度歯科への受診を勧めてください。

 

 

カテゴリー:学会・講習会  投稿日:2012年2月12日

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