第55回 春季日本歯周病学会学術大会へ

石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。

私は金曜・土曜日とお休みをいただき、北海道札幌で開催された第55回春季 日本歯周病学会学術大会に、歯科衛生士スタッフ3人と共に参加してきました。

場所は、札幌コンベンションセンター。

とても立派な建物でしたが、札幌駅から電車を乗り継ぐか、タクシーで行く必要があり、周りに食事をする場所も少ないので、ちょっと不便な場所でした。

初日は、札幌駅に着いたのがお昼前ぐらいでした。

初めて札幌に来たスタッフもいたので、べたではありますが、時計台と赤レンガ庁舎を観光。

その後、スープカリー hiri hiri 2号でスープカレーを食べて、午後から学会に参加しました。

初日の学会では、「歯周病治療用器材を考える」という講演の中で、Er:YAG レーザーを用いた歯周・インプラント周囲治療や、患者さんに低侵襲な歯周病治療について聞いたり、

歯科材料の企業展示、基礎研究をまとめたポスター発表を見たりしてきました。

そして夜は、歯周病科の同期や後輩とそのクリニックとスタッフで懇親会。

美味しい料理と楽しい会話で時が経つのを忘れてしまい、気づいた時には0時を過ぎていました。

クリニックやスタッフの話も色々聞けて、みんなそれぞれの場所で頑張っているのを知り、とても励みになりました。

翌日は、9時からの韓国歯周病学会会長やアメリカ歯周病学会（AAP）会長の講演を聞くために、7時半にはしっかり起きて準備して会場入り。

AAP会長 Pamela K. McClain先生が行った根分岐部病変に対する再生療法の成績は素晴らしく、そのコンセプトやアプローチはとても参考になりました。

お昼はタクシーの運転手さんに案内してもらったラーメン屋さんで。

初めは味噌ラーメン屋に連れていってもらったのですが、かなり行列ができており、午後の講演に間に合わないということで、

急遽塩ラーメンの美味しいところに変更。

塩にこだわっているらしく、スープも最後まで飲み干してしまいました。

午後は、歯周病専門医教育講演を聞いたり、専門医や認定衛生士によるポスター発表を見てディスカッションをしてきました。

今回の専門医教育講演は学会では初めての試みで、

参加者全員が一つの症例に対して治療法を考え投票するといった形式で行われました。　

歯周病を治すという目的は一つですが、他の専門医が考える治療法や症例の捉え方を知ることができて有意義な時間になりました。

あっという間の二日間。

初めて学会に参加した歯科衛生士スタッフも、色々学ぶこともあったと思いますし、いい経験になったと思います。

これからも、更なる高みを目指して頑張っていきたいと思います。

最後は、ジンギスカンでしめました。

しっかり勉強して、このように食事も満喫しました。