恩師の講演会に
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
本日は診療を早く終わらせていただき、恩師の伊藤公一教授の講演会に参加してきました。
私が大学卒業後、歯周病学を研鑽したいと思った理由の一つとして、教授の存在があります。
日本の歯周病学の第一人者として広く知られ、最先端の臨床や研究を精力的に行っている教授の下で、自分を鍛えたいと思ったわけです。
若手の頃は、教授の診療やOPEの介補や見学をよくさせていただきました。
今では大分柔和になりましたが、当時はとても怖い存在で、介補をする時の緊張感は半端ではなかったです。
でも、その時の経験や教え、診療に取り組む教授の姿勢が、私の歯科医師としての礎になっていることは確かです。
そんな教授も3月で定年を迎え退官なされます。
今回の講演は、教授が現役中に行う最後の講演になるかもしれないということで、必ず聞いておかなくてはと思っていました。
内容は、「歯周治療を振り返って」ということで、教授の歯科医師としての歴史と歯周病学の歴史の紹介から始まり、
歯周病治療の重要性、基本治療から外科処置、基礎研究から臨床研究、今後の展望に至るまで、
これを聞けば歯周病学がわかるといったものでした。
臨床・研究・教育のすべてを完璧にこなしてきた教授しかできない発表です。
最後は、学生が授業を受けているような気持ちで聞いておりました。
講演終了後、伊藤教授と一緒に写真を撮っていただきました。
とても穏やかな表情をされています。
長きに亘るお勤めお疲れ様でした。
教授という職務は辞しても、いつまでも自分の師であることは確かです。
今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。
カテゴリー:学会・講習会 投稿日:2013年2月17日