白い歯は健康的で若々しいです
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
昔は、奥歯の虫歯を治療した後に詰めたり被せたりするものといったら、写真のような俗にいう銀歯(12%金銀パラジウム合金やアマルガム)が主流でした。
しかし今日では、材料や製作機器の進歩により、セラミック・ハイブリッドレジン・ジルコニア・コンポジットレジンなどの白い材料を用いて、奥歯であっても審美的な治療が可能になりました。
見た目だけがすべてではありませんので、部位や噛み合わせによっては、20Kの金合金を用いた修復などをお勧めすることもありますが、そこは患者さんのご希望と医学的な判断を加味して決定する形をとっております。
この患者さんは、矯正専門医からの紹介でいらっしゃった患者さんですが、クラウンが装着されている右下奥歯が痛いということで来院されました。
痛みの原因は根の病気であったので、クラウンを除去し根管治療を行うことで改善しました。
根管治療後は再びクラウンを作製するわけですが、患者さんは白いクラウンを希望されており、相談の結果ハイブリッドレジンクラウンを装着することに。
その際に、一番奥の歯を白くしても手前の歯の詰め物が目立ってしまうことを伝え、そちらはコンポジットレジンにより修復し直すことになりました。
作製したクラウンをまずは装着し、その後、手前の金属の詰め物を除去します。
できるだけ歯は削らないように詰め物だけを除去し、口腔内で直接コンポジットレジンを充填した状態が下の写真です。
ハイブリットレジンクラウンとコンポジットレジンによるダイレクトボンディングにより綺麗になった歯を見て、患者さんも喜んでいらっしゃいました。
笑った時に見える白い歯は、健康的で若々しく感じます。
今日では様々な材料があり、保険適用のものとそうでないものもありますが、患者さんにとっては治療の選択肢が広がっております。
気になっている部位がある方は、一度相談なさってみてください。