歯周ポケット検査は6点法が基本!
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
たけのうち歯科クリニックでは、患者さんの口腔の健康を守るために、質の高い治療を提供し、その後はメインテナンスでしっかりサポートするということを常に念頭において診療を行っております。
質の高い治療、的確な治療をするために大事になるのは、やはり診査と診断です。
歯周病治療やメインテナンスで行う歯周組織検査の中で、歯と歯肉の隙間を測る歯周ポケット測定がありますが、
診査を大事にする当院では、歯の頬側および舌側の近心・中央・遠心の6点を測定し記録する6点法を採用しております。
最深部を記載する1点法・頬側の近心・中央・遠心と舌側の中央を測る4点法というものもありますが、6点法に比べ簡易的なものであり、
精密な歯周病治療をするにはベストな方法ではないと思います。
歯の周囲すべてを測定する6点法でなければ、治療後にどの部位のポケットが改善され、どこのポケットが改善していないのか、比較するにも不十分です。
1本の歯につき6点ですから、親知らずを除くすべての歯があるとすると、6点×28本=168箇所を測定することになります。
慣れた歯科医師や歯科衛生士が行えば、検査時間も早くて検査値も正確ですが、それでも歯肉の炎症が強かったり、歯周ポケットが深い場合などは少々大変です。
でも、この診査により、患者さんの口腔内の状態が詳細に把握でき、その後の治療内容が変わってくるので、簡単な診査で済ませるわけにはいきません。
当院では、検査値を専用PCに入力し、このようなフォーマットを使用して患者さんに説明し、資料をお渡ししております。