仮歯は様々な治療に有用

石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医インプラント認証医、たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。

歯肉の形態は、見た目だけでなく、歯ブラシなどによる清掃性や唾液などによる自浄性にも影響があります。

ですから、歯肉の形態を改善するために、歯肉の整形を行ったり、歯肉の移植を行ったり、仮歯を利用したりします。

インプラント治療においても同様で、最終的にインプラントに上部構造を装着する前に、それらの処置を行うことがあります。

下の写真の患者さんは歯周病により右下の奥歯を失った方ですが、その後インプラントを埋入し、

先月には2次手術を行い、プロビジョナルレストレーション（仮歯）を装着しました。

仮歯の形態を調整することで、歯肉の形態を整えたり、

噛み合わせや清掃性などを確認し、最終的な被せもの（上部構造）を装着する準備をするわけです。

下の写真はインプラントの仮歯を装着している状態ですが、残存歯と調和した状態になっていると思います。

後は、これをもとに上部構造の型取りや作製を行っていきます。

仮歯は、このようなインプラント治療だけでなく、天然歯の治療においても重要になることが多いです。