スタッフとマイクロスコープ アシスタントセミナーに
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
火曜日の診療後、スタッフ共にマイクロスコープのアシストワークに関するセミナーに参加してきました。
マイクロスコープを使用して診療を行っている時は、基本的に術者は鏡筒を覗いている状態で処置をしております。
目線を外して器具を取ったり置いたりするのは、手が止まるだけでなく、視野がずれてしまったりして、とても診療効率が悪くなります。
また、ミラーテクニック(ミラーに反射した像を見ながらの診療)を用いている際にミラーに水滴や汚れが付着していると、クリアな視野が確保できず、正確な処置ができなくなります。
ですから、常に鏡筒を覗きながら、良好な拡大視野下で診療を進めるためには、アシストをするスタッフの器具の受け渡しやバキューム・エアーを使用した術野の確保が大変重要になります。
今回のセミナーでは、長年マイクロスコープのアシスタントワークをなさってきた衛生士の方に、マイクロスコープ診療で欠かすことのできないとされる、術者・アシスタントの4本の手を使用した”4ハンドテクニック”のポイントや器具の取り扱い・注意点などを実習を通して教えていただきました。
今回一緒に行った2名のスタッフはとても理解が早くて、実習ではありましたが、処置のしやすい状態をすぐに作ることができ、徐々に術者とアシスタントの一体感も出てきて、今後のマイクロスコープを用いた診療がさらに楽しみになるものでした。
スタッフ全員を連れていくわけにはいかなかったので、今後は院内の勉強会で他のスタッフにも還元していきたいと思います。
スタッフも実際にマイクロスコープを覗きながら、拡大視野下での器具操作を試していました。
二人とも、拡大することの重要性を体感したのではないでしょうか。
拡大視野下での作業は慣れていないはずなのに、上手に器具操作をしているのが印象的でしたね。
衛生士用の拡大鏡(ルーぺ)は既にありますが、もう少し倍率の高いものを用意しようかと考えています。