インプラントの研修会へ
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
本日は、明海大学歯学部が主催している生涯研修会に参加するため、幕張まで行ってきました。
今回の研修会は、インプラントのサイナスリフトに関するものです。
上顎の奥歯の上の骨には、上顎洞(サイナス)といわれる鼻とも繋がる空洞があります。そして、その空洞は粘膜(シュナイダー粘膜)で覆われています。
上顎の奥歯にインプラントを埋入する際に、上顎洞までの骨の厚みが薄いと、インプラントをしっかり支えることができなかったり、埋入時にその粘膜を傷つけて炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
これを避けるために、上顎洞のシュナイダー粘膜を剥離挙上して、そのスペースに人工骨などを移植することで骨の厚みを増やす方法がサイナスリフトです。
この処置を行うことで、骨がなくてインプラントが無理と言われ諦めていた方にも、インプラント治療が可能になります。
この手術は私自身も行いますが、今回このような研修会に参加して、口腔外科専門で診療を行っている先生の話やオペはとても参考になりました。
より安全で確実なサイナスリフトを行うためのテクニックや新しい器具を知ることができて、今後の診療に活かしていきたいと思います。
カテゴリー:学会・講習会 投稿日:2015年11月15日