第59回春季日本歯周病学会学術大会に参加

石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医 ／指導医、インプラント専修医　医）竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。

鹿児島県で5月20日，21日に開催された第59回春季日本歯周病学会学術大会に、歯科衛生士と一緒に参加してきました。

19日（木）の診療を5時で終了させていただき、鹿児島行きの最終便で現地入り。

空港からはリムジンバスに乗り、鹿児島市内に着いたのは10時近くでした。

遅い時間ではありましたが、飛行機とバスが一緒だった歯周病科時代の先輩である岩野先生と医院のスタッフさん、後輩の高山先生や津徳先生と一緒に食事をしました。

歯周病科に現在も在籍している先生や有能な先生の下で働いているスタッフさんと交流ができて、当院のスタッフ達も楽しそうでした。こういうのも学会参加のいい所です。

翌日は朝から会場入りし、午前中は講演を聴いたり、企業展示を見たりしました。

シンポジウムであった抗菌的光線力学療法（a-PDT）に関しては、とても理解を深めることができて良かったです。

抗菌的光線力学療法とは、光と色素の併用による光化学反応により、標的対象である細菌を傷害し殺菌するというものです。医科では一部の癌の早期治療において保険導入されているそうですが、歯科ではまだです。

その治療の効果において十分なコンセンサスは得られておりませんので、今後さらなる研究が必要でありますが、a-PDTを用いることでより効果的な歯周病治療や予防ができるようになることを期待し、これからも注目していきたいと思います。

お昼はスタッフ達と一緒に、老舗のうなぎ屋「末よし」で頂きました。とっても美味しかったです。

その後、会場に戻って、私はポスター発表展示を見たり、企業展示を見たりしました。

自分が在籍していた歯周病科の大学院生による、骨造成に関する発表も興味深く見させてもらいました。

その日のプログラム終了後、黒豚しゃぶしゃぶ発祥の店「あぢもり」で夕食を頂きました。

しゃぶしゃぶをポン酢やごまだれでなく、スープと卵でいただいたのは初めてでした。お肉がとても柔らかく甘みがあって美味しかったです。

二日目は朝早くに学会会場入り。

企業がスポンサーになって行うランチョンセミナーというものがあり、昼のお弁当が頂けるのでそのチケットを取りたくて早くに行ったのですが、残念ながら目当てのチケットは取れませんでした・・・

ですが、隣に座っている方のお弁当の匂いを感じながら、骨移植材や骨造成の話だけはしっかり聞いてきました。

その他、インプラントの長期安定に関する講演や歯周病専門医の教育講演などを聴き、二日目を過ごしました。

会場近くの西郷隆盛像を見たぐらいで、鹿児島の観光はこれといってできませんでしたが、

学会を通じて様々な情報を得ることができ、ご当地のものも色々食べられて、充実した二日間になりました。

新たに得た知見を今後の臨床に活かしていきたいと思います。