夏休みに知床へ

石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医）竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。

今年の夏休みは、家族で世界遺産の知床に行ってきました。

知床は2度目ですが、10年前に行った時の感動が忘れられず、自然の雄大さを子供にも見せてあげたいと思い再び訪れました。

女満別空港からレンタカーで知床へ。

羅臼に向かう途中の知床横断道路で、早速鹿が出迎えてくれました。

知床峠は霧が凄かったですが、その途中で雲海から頭をだす羅臼岳が見られました。

羅臼にはネイチャークルーズのために向かったのですが、結局その日は台風の余波で波が強く中止になってしまったので、羅臼ビジターセンターでシャチの骨格標本を見学し、羅臼港近くでお寿司を食べてきました。

クジラが見られず残念でしたが、新鮮な海の幸、美味しかったです。

羅臼からウトロに戻る時には霧が晴れ、羅臼峠から羅臼岳と遠くには北方領土の国後島を見ることができました。

2日目は朝から快晴。

波も静まり、今日はネイチャークルーズ運航するとのこと。

2日目も一応予約しておいて良かった。

9時に羅臼港を出港し、2時間半のクジラ・イルカ・シャチ・バードウオッチングに参加してきました。

クルーザー船で日本とロシアの境界付近まで向かいます。

途中、イシイルカの群れに出会いました。ビデオ撮影していたので写真は撮れませんでしたが、初めて見る野生のイルカに子供も私も興奮。

そして、国後島まで残り10数キロぐらいのところで、水中マイクを頼りに船を移動しながら、浮上したマッコウクジラを探します。

船長さんがクジラの音が聞こえるのでこのエリアにはいると言っていましたが、この付近は海底がロシア領に向かって深くなっており、どうしてもロシア領に浮上することが多いとのこと。

また、マッコウクジラの潜水時間は40分であり、息を整えるために浮上する時間は6～7分ということで、見るチャンスは限られているということでした。

浮上予定時刻を過ぎてもクジラを発見できず、港に帰ろうとする船も出てくる中、自分達の船もそろそろタイムリミットかなと思っていると、クジラを発見したとのアナウンスが。

周りの船も一斉にその場所へ向かいます。

遠くの方にクジラの潮吹きが見えた時は、船上で歓声が上がりました。

クジラの体が確認できる所まで近づくと、船はエンジンを止め、静寂の中に潮吹きの音だけが聞こえ、なんとも言えない自然の大きさを感じました。

そして、クジラは何度か呼吸をした後、最後にしっかり深呼吸をして、尾びれを高くあげ潜水していきました。

一度のチャンスしかありませんが、船頭さんが潜るタイミングを教えてくれたので、いい写真を撮ることができました。

最後の最後でクジラを見ることができ、子供にもいい体験をさせてあげることができ良かったです。知床旅行の目的の1つが達成でき、ここまで来たかいがありました。

港に帰る途中、海側から見た知床連山も素晴らしい眺めでした。

ウトロに戻り昼食をとった後、知床五湖に向かいました。

現在は時期によって散策条件が異なるそうですが、10年前に訪れた時と風景は全く変わっておらず、初めて訪れた私の母も素晴らしい景観に感動していました。

日差しは強かったですが、時折吹く風がとても気持ちよく、いい散策になりました。

そして、夜はペルセウス座流星群がピークとあって、夕食後にみんなで外に出て夜空を眺めていると、大きな流れ星を見ることができました。

知床を満喫した2日目でした。

3日目の最終日は、知床8景のオロンコ岩に登り、オシンコシンの滝を見て知床をあとにしました。

オロンコ岩には初めて登ったのですが、頂上から見るオホーツク海は青く澄んでいて綺麗でした。

知床連山やウトロの町並みも見ることができ、この景色を見ながら、子供がもう少し大きくなったら、今後はトレッキングやカムイワッカ湯の滝に入りに訪れたいと思いました。

食事は美味しいし、見るものすべてが絵になるものばかりで、知床最高ですね。

あっという間の3日間でしたが、自然の素晴らしさを肌で感じながら、リフレッシュすることができました。

15日からまた気を引き締めて診療に取り組んでいきたいと思います。