むし歯のリスク評価とリスクコントロール
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
20日の日曜日に、う蝕(むし歯)予防管理方法であるCAMBRAの講演会に参加してきました。
CAMBRAとは、「Caries Manegement by Risk Assessment」の頭文字をとったものですが、米国歯科大学 65 校中 40 校が教育プログラムとして採用している、リスク評価に基づくう蝕管理システムのことです。
今注目されているシステムということもあり、400人を超える参加者で会場は満席でした。
実際に講演を聴いてみると、患者さんのリスク評価法とその対応法はとてもシンプルでわかりやすいものでした。
実際に取り組むためには、歯科衛生士の協力とカリオロジー(う蝕学)に対する理解、院内のシステムの構築が必要だと思いますが、当院ではすでに唾液検査を導入し、リスク評価に基づくむし歯・歯周病予防に以前から取り組んでいるので、CAMBRAを実践することはそれ程難しくないと思いました。
CAMBRAに関する本も最近出版されたので、そちらも読んでみて、今のクリニックに必要なところは取り入れていきたいと思います。
カテゴリー:学会・講習会 投稿日:2016年12月2日