京都へ矯正治療(アンカースクリュー)の研修に
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
木曜日はお休みをいただき、矯正治療で用いるアンカースクリューの勉強をしに京都へ行ってきました。
アンカースクリューは、以前はミニインプラントなどとも言われていましたが、矯正治療において重要な要素である固定源として活用する細くて短いインプラントのことです。
通常のインプラントは、骨としっかり結合させて噛む力に耐えられるようにする必要がありますが、このアンカースクリューは、木ねじのように骨に噛み込ませるだけです。そして、矯正治療が終われば除去します。埋入するのも除去するのも、少量の麻酔かつ短時間で終わりますので、患者さんへの負担はとても少ない治療法です。
このアンカースクリューを使用することで、移動させたい歯にかける力の方向をよりコントロールすることが可能となり、通常の矯正治療では難しいとされてきたケースにも対応できたり、矯正装置を単純なものにできたりします。
患者さんは様々な希望を持って来院されますし、口腔内の状況もお一人お一人異なりますので、それらに対応するためには自分の中に多くの引き出しを持つ必要があります。今日一日研修会に参加してみて、アンカースクリューをうまく適用することで、患者さんにとっても私達にとっても得られる利点が多いと感じました。これからもっと自分の臨床に積極的に取り入れていきたいと思います。
京都まで行った甲斐がありました。
折角京都まで行ったので、少しは京都を実感したいと思い、朝早く起きて食事をすませ、ホテルから歩いて行ける距離にあった世界文化遺産の東寺に行ってきました。
東寺は今から10数年前に行きましたが、その時は雨がかなり降っていて、しっかり拝観することができませんでしたが、今日は朝から天気も良く、まだ人気の少ない境内はとても静かでいい雰囲気でした。沢山の仏像の前に立って手を合わせるだけで、心が洗われるようで穏やかな気持ちになりました。
少し疲れましたが、充実した1日なりました。
明日からまた頑張っていきたいと思います。