歯科の研修会に参加
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
28日(木)は午後からお休みをいただき、大学のクラウンブリッジ学講座に残っていた後輩によるプロビジョナルレストレーション作製セミナーへ、
10月1日(日)は、所属している研究会主催の特別研修会に、歯科衛生士達と参加してきました。
プロビジョナルレストレーションは、最終的な被せ物などを作製する前に用いる仮歯であり、それにより、歯の形態・噛み合わせ・清掃性を確認したり、歯肉の形態を整えたりしていきますので、治療には欠かすことができないものです。
多数歯にわたる場合は、型取りをして技工士さんに作製してもらうこともありますが、多くのケースでは、私達歯科医師がチェアーサイド(診療中に)でレジンを削って作製しますので、そのクオリティーは歯科医師にゆだねられています。
補綴の先生が考えるプロビジョナルレストレーション作製時のポイントはとても参考になりました。
1日の研修会は、日本で知らない歯科医師はいない弘岡先生と、一緒に治療を行っている歯科衛生士の加藤さんが講師で、「歯周病患者のインプラント治療」という内容でした。
弘岡先生の話は何度か聞いたことがありますが、いつもながら歯周病に関するエビデンス(科学的根拠)を詳細に説明してくださり、Evidence-based medicine(根拠に基づく医療)の重要性をあらためて感じました。
また、歯科衛生士の加藤さんの話は、クオリティーの高い歯周病治療を提供する上で大切なことばかりで、当院の歯科衛生士達にも大変参考になったようでした。
研修会の後に行われた懇親会にも参加させていただいたのですが、弘岡先生は、私の大学勤務時代のボスだった伊藤公一先生と親交があり、歯周病治療に積極的に取り組んでいるということで色々な話をしてくださいました。
海外の著明な先生達とも付き合いの多い先生なので、論文でしか聞いたことのない先生達の生の話が聞けて、とても楽しい時間になりました。
カテゴリー:学会・講習会 投稿日:2017年10月2日