フクギ(福木)
この植物は、「フクギ」といって、フィリピン原産の常緑広葉樹で、沖縄県がその生息の北限とされています。
樹高10~20mまで成長し、地中深くまで根を伸ばし、互いに根を絡ませ合うため、並べて植えると緑の壁のようになり、沖縄では古くから防風や防砂のための樹木として植栽されてきました。
数多くの観葉植物の中から、なぜこのフクギを選んだかというと、性質は強健で育てやすく、成長スピードも遅くて、ツリー型で綺麗な容姿を維持すること、また、漢字では「福木」と書き、幸福を招く木とも言われているからです。
知らなかったのですが、沖縄の備瀬集落(美ら海水族館から徒歩で約10分)には、数千本のフクギによる並木道があり、古いものでは樹齢300年のものもあるそうで、パワースポットとして人気の場所になっているそうです。
となりのトトロに出てきそうな神秘的な雰囲気の場所ですね。
沖縄に行く機会があったら、一度立ち寄ってみたいと思います。
カテゴリー:院内の出来事 投稿日:2020年7月29日