インプラントで快適な義歯(入れ歯)に
石神井公園駅北口徒歩1分、歯周病専門医/指導医、インプラント専修医、医)竹和会 たけのうち歯科クリニックの竹之内です。当院は、歯周病・インプラント・審美歯科・予防歯科に積極的に取り組んでおります。
超高齢化社会を迎え、オーラルフレイル(=口腔機能の低下や食の偏りなどを含む身体の衰えの一つ)の対策が重要になっています。
無歯顎の方においては、通常であれば総義歯を装着し口腔機能の回復を図りますが、顎堤の状態などで義歯が安定せず、歯肉の痛みなどを伴うと、十分な咀嚼ができず、軟食に偏ってしまうこともあります。
そのような状態を放置していると、お口の機能低下にとどまらず、心身の機能の低下も招いてしまいます。
多数歯欠損や無歯顎の患者さんの不安定な義歯への対応策として、インプラントを活用したオーバーデンチャー(義歯)があります。
この治療は、少数のインプラントで済むため、患者さんへの外科的な侵襲少なくできるだけでなく、治療費を抑えることもできます。
この患者さんには、2本のインプラントを埋入させていただき、それらを義歯の維持安定に活用することにしました。
インプラントと義歯にアタッチメントを装着することで、洋服のボタンのように義歯がパチッと嵌り、食事中に動いたり外れたりしなくなるので、しっかり噛めるようになります。
それ以外にも、インプラントを用いたオーバーデンチャーには、顎堤吸収(入れ歯が乗る土手が痩せる)の抑制や審美的改善だけでなく、メインテナンスがしやすいといったメリットがあります。
総義歯や部分義歯が安定せず悩んでいる方は、一度相談してみてくださいね。今回使用したのは、ロケーターアタッチメントというものですが、インプラントの位置やアタッチメントの種類によって、義歯の維持力やパーツの交換なども変わってきます。
今回の治療では、インプラント1次手術・2次手術・ロケーターアタッチメント・インプラントオーバーデンチャーの費用がかかっております。