根面う蝕とは?
衛生士の柴田です。
先週の日曜日、院長と衛生士達でライオンのセミナーに参加させて頂きました!
近年、口腔内への意識が高まり成人の残存歯が増加してきています。
残存歯の増加に伴い、歯周病や根面う蝕といった疾患も増加しています。
根面う蝕とは、歯周病などの影響により歯肉が退縮し露出した”歯の根元にできるむし歯”です。
露出した歯の根元は酸に弱いのでむし歯が発症しやすく、歯の破折にもつながるので予防することが重要です。
根面う蝕の予防では、フッ素が1番有効と言われています。
フッ素は歯磨き粉にも含まれていますが、950ppmから1450ppmへ高濃度化した商品もあります。
フッ素をより効果的に使う方法(歯磨剤の量やうがいの仕方)があるので、ぜひ当院の歯科衛生士に聞いてみてください。
ちなみに、海外ではフッ素の歯磨き粉で磨いたあと水でうがいをせず、そのままフッ素の洗口液でうがいをするそうです。
患者さんの口腔内に合った予防法を行うため、これからも知識のアップデートをしていきたいと思います!